3社間取引ファクタリング

 

売掛金を保有する企業、売掛先である取引先企業、ファクタリング会社の3社間で取引が行われます。
3社間ファクタリングの場合、取引先企業への通知・承諾が必要で、ファクタリング会社が代金回収も担うことがあります。

 

3社間ファクタリングのスキーム

九州版 3社間ファクタリング

 

【 3社間ファクタリングの一般的な流れ 】

①債務者(取引先)への商品の納品・サービス提供が完了し、売掛債権が発生。

②債権者とファクタリング会社の契約完了後、売掛債権の買取により早期売掛金の入金。

③債務者に債権譲渡通知・承諾を得る。

④債権者は、受け取った売掛金をファクタリング会社に支払う。

⑤⑥ファクタリング会社と債務者(取引先)で代金回収と代金支払い。

2社間ファクタリングとの大きな違いは、債務者への通知・承諾が必要になる点です。
しかし債権回収業務もファクタリング会社が担ってくれるので、早期資金化とともに回収にかかる手間や切手代や印紙代などの削減が大きなメリットです。また2社間ファクタリングよりも手数料が安く設定される傾向にあります。

3社間ファクタリングのメリット・デメリット

3社間ファクタリングのメリット、デメリットについて考えていきましょう。ここでは2社間ファクタリングと比較していきます。

  2社間ファクタリング 3社間ファクタリング

メリット

・即日現金化が可能

・取引先に知られずに利用できる

・払い戻しの必要なし
 (償還請求権なしの場合)

 

・手数料が割安

・回収業務が削減できる

・払い戻しの必要なし
 (償還請求権なしの場合)

デメリット

・手数料が割高

・取引先へに通知又は承諾が必要

・2社間ファクタリングより
 時間がかかる

 

3社間ファクタリングでは、債権譲渡についての通知または承諾、登記登録のいずれかが必要となるため、その分2社間ファクタリングに比べて資金化まで時間がかかります。しかし、2社間ファクタリングの方がファクタリング会社にとって回収リスクが高いこともあり、ファクタリング手数料は割高に設定されやすいです。

ファクタリング手数料は、譲渡する債権の質をファクタリング会社がどのように査定するかで、取引できるかどうかやファクタリング手数料をどれくらいとるか異なってきます。つまり同じ債権でもファクタリング会社によって異なってくるということになります。

どちらの取引においても言えることは、ファクタリングは借入金ではないため返済の必要はなく、たとえファクタリング会社が取引先からの売掛金回収が倒産などの理由でできなかった場合でも、払い戻しの義務はないという点です。また融資に比べると確実に早期資金化が可能です。